2014/06/09

アリカンテ・ギター・マスター

アリカンテでのギター・マスター、ここの大学に教授として招かれたのは、やはり大きな名誉です。
この地のオスカル・エスプラ音楽院では、長年セゴビアのアシスタントを務めていた名手ホセ・トマスが教鞭をとっていました。そのトマス亡き後は、最も優秀な弟子のひとり、イグナシオ・ローデスが教えています。従って、イグナシオとデイヴィッド・ラッセルは同じトマス門下の兄弟弟子となります。
私は1982年に南仏カストルで行われたマヌエル・バルエコの最初のマスタークラスでイグナシオと同じく生徒として参加しました。
今回のアリカンテ・マスターでは、1月から半年間かけて世界の名だたる演奏家による公開レッスンが行われ、全ての課程を終えた優秀な生徒にはマスター・ディプロマが与えられます。短期の大学院制度ですね。
生徒の皆さんと…
レッスン風景…